【第二種電気工事士】学科試験の計算問題と複線図を捨てても合格できる方法

第二種電気工事士の筆記試験 計算問題と複線図を捨てても合格できる方法
疑問のある男性

計算問題と複線図が理解できない……、捨てても合格できるの?

悩む男性

第二種電気工事士の計算問題と複線図が苦手だな……

こんなお悩みについて解説していきます。

この記事でわかること
  • 計算問題(電気理論)を捨てても良い理由
  • 複線図を捨てても良い理由
  • 過去問を繰り返し解いていることが前提
  • 計算問題と複線図の解答は最後に回す

こんにちは。

この記事を書いている かとひで です。

私はこんなひと。

この記事を書いているひと
かとひで
  • 1975年生まれ、高卒
  • 第二種電気工事士に一発合格
  • 電気機械メーカーに携わること15年

 

学科試験の下記2つの項目に苦手意識がある人も多いのではないでしょうか?

  • 計算問題(電気理論)
  • 複線図(配線図の問題)

実は私も計算問題と複線図は苦手でして、点数が思うように取れませんでした…。

そこで、思い切って苦手分野の計算問題と複線図は捨てしまいました

他の暗記問題に力を注いで試験に挑み、見事一発合格することができました。

本記事では、私が実際に行った計算問題(電気理論)と複線図を捨てても合格できる方法を解説しています。

 

●費用をできるだけ安くしたいと思う方は、こちらをどうぞ。

学科・技能試験テキスト、練習材料セット、工具セットについて解説しています。

本記事の方法で学科試験に合格できたら、次は技能試験の準備が必要になります

第二種電気工事士の技能試験の器具と電線のレンタル版をご存じですか?

レンタル商品は、購入する練習キットよりも3~4割(5.000円ほど)安く入手することができます。

しかも、使い古した消耗品や切断した電線は、ダンボールにそのまま流し込んで返却すれば良いシステムです。

技能試験日までの期間が長い方がより練習できますし、数量限定なので早いもの勝ちです。

レンタル商品が気になる方は、こちらの表やボタンから商品を確認できます。

練習回数料金(税込)
準備万端シリーズ レンタル版 1回分8.800円
準備万端シリーズ レンタル版 2回分13.500円
準備万端シリーズ レンタル版 3回分18.200円

●他社メーカーと「準備万端シリーズのレンタル版」と価格の比較表

レンタル版ホーザンモズ電工石火回数
8.80030.03015.20016.9801回分
13.50045.10019.30023.3902回分
18.20059.40026.00029.8903回分

\ 購入するより格段に安い! /

※数量限定なのでお早めに

目次

【第二種電気工事士】学科試験の計算問題と複線図を捨てても合格できる方法

【第二種電気工事士】筆記試験の計算問題と複線図を捨てても合格できる方法 H2画像
区分問題数配点(各2点)捨てる項目その他の項目合格点
一般問題30問60点計算問題 ー12点48点
配線図20問40点複線図 ー6点34点
合計50問100点ー18点82点60点
※配点は各問題2点

100点から計算問題(12点)と複線図(6点)を捨てても82点残ります。

足切り点数が設定されていないので、問題の区分に関係なく合計点が60点(30問)取れれば合格できます。

すぐに点数につながる問題は、機器や工具の用途と名前です。

時間確保が最優先であり、いかに短時間で合格点に到達させるかが合格へのカギ

理解に時間を費やしてしまう、計算問題と複線図を捨てても合格できるという理由を次にまとめています。

計算問題(電気理論)を捨てても良い理由【第二種電気工事士】学科試験

計算問題(電気理論)を捨てても良い理由【第二種電気工事士】学科試験 H2画像

第二種電気工事士の学科試験の計算問題(電気理論)を捨てても、合格できる理由を紹介します。

計算問題(電気理論)を捨てても良い理由

  • 50問中6問(12点)と配点が低い
  • 難解な公式を覚えなくてはいけない
  • 問題を解くのに時間がかかる

第二種電気工事士の試験問題の第1問~第6問目までが計算問題(電気理論)の範囲になります。

50問中6問(12点)と配点が低いから

50問(100点)中、6問(12点)と配点が低いので、苦手意識があるなら捨てましょう。

たとえ全問不正解でもマイナス12点です。

難解な公式を覚えなくてはいけないから

難解な公式を覚えておく必要がありますが、労力に見合った点数が取れません。

私の場合は、試験直前でオームの法則、ジュールの法則、消費電力の公式しか覚えていませんでした。

頻出問題だけを繰り返し解いて、押さえておいても良いでしょう。

問題を解くのに時間がかかるから

電気理論を要する計算問題は、解答する時間が掛かりそうなら、捨ててしまいましょう。

第1問目から登場し、計算式をたくさん書かされ、試験時間を削ってくる問題もあります。

過去問で類似問題は解けるようにしておいた方が点数に余裕ができますが、初めて見た問題はさっさと捨てましょう

 

頻出する計算問題だけに絞って、解けるようにしておけば、合格にかなり近づく

複線図を捨てても良い理由【第二種電気工事士】学科試験

複線図を捨てても良い理由【第二種電気工事士】筆記試験 H2画像

次に、複線図を捨てても合格できる理由を紹介します。

複線図は配線図の問題にあり、ジョイント内のリングスリーブや差込形コネクタの数を問われる問題です。

複線図を捨てても良い理由

  • 50問中3問程度(6点)
  • 理解するのに時間がかかる
  • 技能試験の複線図とは違う

複線図は配点が低いから

複線図は、50問(100点)中、3問程度(6点)なので、配点比率が低いです。

配線図の中でも記号や電線の種類を覚えてる方が楽ですし、点数につながります。

ジョイントボックス内の複線図の接続の問題は、3問(6点)程度です。

もしあなたが複線図に苦戦しているなら、思い切って切り捨ててしまいましょう

他の暗記問題に力を入れる方が点数が取れます。

理解するのに時間が掛かるから

配線図の中の複線図の構造を理解するのに時間が掛かるので、苦手意識があるなら捨てましょう。

選択問題とは言え、色んな線のつなぎ方を理解しておかなければ、間違った解答をしてしまいます。

階段を通して1階と2階の接続などがあり、私は複雑だと感じてしまい、さっぱり理解ができませんでした…。

学科試験ではこの複線図を完全理解せずとも、あるいは捨ててしまっても、合格圏内には入ります。

技能試験の複線図とは違うから

疑問がある女性

でも、複線図って技能試験で必要なんでしょ?

複線図は技能試験で必要だから、学科試験の段階でできるようになっていた方が良いという人もいます。

しかし、そんなことはありません。

なぜなら、技能試験は実際に電線を切って、コンセントやスイッチとつなげる作業がメインの試験だから。

技能試験の複線図は、学科試験より配線を理解するのは難しくないです。

ですので、次に控えている技能試験と分けて考えても問題ありません。

学科試験の複線図に手こずっているなら、他の問題で得点を稼ぐことが断然合格に近づきます

過去問を繰り返し解いていることが前提【第二種電気工事士】学科試験

過去問を繰り返し解いていることが前提【第二種電気工事士】筆記試験 H2画像

ここまで苦手意識のある計算問題(電気理論)と複線図の問題は捨てても良いと言ってきました。

その他の項目は、確実に解答できるようにしておかなければ、合格点には達しません

第二種電気工事士は過去の問題の類似問題が多く出題されます。

試験直前には過去問を繰り返し解いておき、計算問題と複線図以外の問題の正答率を上げておくことが合格の道。

●学科試験の7科目

  • 電気に関する基礎理論
  • 配電理論及び配線設計
  • 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
  • 電気工事の施工方法
  • 一般用電気工作物の検査方法
  • 配線図
  • 一般用電気工作物の保安に関する法令

 

どんなテキストや過去問が良いかわからないという方は、テキストと問題集の記事をご覧ください。

 

一人では勉強を進められないと感じる方は、下記の通信講座の記事もあります。

計算問題と複線図の解答は最後に回す【第二種電気工事士】学科試験

計算問題と複線図の解答は最後に回す【第二種電気工事士】学科試験 H2画像

第二種電気工事士の試験では、計算問題と複線図の解答は最後に回すことをおすすめします。

なぜなら、時間がかかる計算問題と複線図の解答を後回しすることにより、問題解答にリズムができるから。

私の場合だと、最初の計算問題はすべて飛ばし、配線図の複線図の問題も飛ばして解答しました。

過去問に出ていた類似問題をスムーズに解いてリズムと自信を保つことで、安心して解答できましたよ。

最後に残った時間で計算問題と複線図を解くという解答方法で、学科試験を合格できました。

点数が確実に取れる問題から解き、自信のない時間の掛かる問題は後回しが合格の近道です。

注意:問題を飛ばしたら、マークシートに記入する際に書き間違えないこと

まとめ【第二種電気工事士】学科試験の計算問題と複線図を捨てても合格できる方法

まとめ【第二種電気工事士】学科試験の計算問題と複線図を捨てても合格できる方法 H2画像

あなたが苦手意識の強い計算問題(電気理論)と複線図を捨てても合格できる方法を紹介してきました。

この記事でわかること
  • 計算問題(電気理論)を捨てても良い理由
  • 複線図を捨てても良い理由
  • 過去問を繰り返し解いていることが前提
  • 計算問題と複線図の解答は最後に回す

試験まで時間がない、苦手な問題は何度もやっても理解できないというものは、あっさり切り捨ててしまいましょう。

その他の暗記問題や過去問に毎回出ている問題は、解けるようになるまで繰り返すことをおすすめします。

あなたが電気理論と複線図が苦手なら切り捨ててしまっても、用語や記号問題などの暗記問題で合格点は取れます。

区分問題数配点(各2点)捨てる項目
一般問題30問60点計算問題 12点
配線図20問40点複線図 6点

本記事の方法で学科試験に合格できたら、次は技能試験の準備が必要になります

第二種電気工事士の技能試験の器具と電線のレンタル版をご存じですか?

レンタル商品は、購入する練習キットよりも3~4割(5.000円ほど)安く入手することができます。

しかも、使い古した消耗品や切断した電線は、ダンボールにそのまま流し込んで返却すれば良いシステムです。

技能試験日までの期間が長い方がより練習できますし、数量限定なので早いもの勝ちです。

レンタル商品が気になる方は、こちらの表やボタンから商品を確認できます。

練習回数料金(税込)
準備万端シリーズ レンタル版 1回分8.800円
準備万端シリーズ レンタル版 2回分13.500円
準備万端シリーズ レンタル版 3回分18.200円

●他社メーカーと「準備万端シリーズのレンタル版」と価格の比較表

レンタル版ホーザンモズ電工石火回数
8.80030.03015.20016.9801回分
13.50045.10019.30023.3902回分
18.20059.40026.00029.8903回分

\ 購入するより格段に安い! /

※数量限定なのでお早めに

●費用をできるだけ安くしたいと思う方は、こちらをどうぞ。

筆記・技能試験テキスト、練習材料セット、工具セットについて解説しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次