
衛生管理者試験って独学で合格できるの?
独学での勉強方法ってあるの?



衛生管理者の独学は無理そうなので、通信教育とかはどうなのかな?
衛生管理者の独学って、どのテキストと過去問が良いのかしら?
こんな疑問にお答えします。
- 衛生管理者は独学で合格できるのか
- 衛生管理者試験の独学方法
- 衛生管理者の独学は、どのテキストと過去問が良いのか
- 衛生管理者の独学が難しいなら、通信教育講座もあり?!
こんにちは。
この記事を書いている かとひで です。
私はこんなひと。


- 1975年生まれ、高卒
- 第1種衛生管理者を一発合格
- 製造業で安全衛生に携わること15年
- 現役の衛生管理者
衛生管理者の試験を受けるにあたって、勉強方法はいくつかあります。
- 独学(テキストと過去問)
- 通信教育講座(ユーキャン、アガルートなど)
- 講習会
第一種・第二種衛生管理者の試験を独学で勉強して、合格できるのかを解説します。
これから衛生管理者の勉強を始める方で、どういった資格なのか知りたい方は、【衛生管理者】仕事内容や役割は?試験概要、取得のメリットを紹介!をご覧ください。
衛生管理者の全体像を下記の内容でまとめています。
- 衛生管理者は企業にとって必要不可欠な理由
- 衛生管理者の主な3つの仕事
- 衛生管理者資格の一種と二種の違い
- 衛生管理者試験の受験資格
- 衛生管理者の合格率は年々低下?!難しくなっている?
- 衛生管理者取得の4つのメリット
衛生管理者は独学で合格できるのか


衛生管理者試験の全体像が分かったところで、今度は学習スタイルを決めていかないといけません。
この記事では、衛生管理者の試験は、独学で合格できるのか?という疑問にお答えしていきます。
最初に結論を述べると、衛生管理者は独学で合格できます。
しかし、正しい勉強方法で学習を進めていかないといけません。
時間が無駄にかかったり、最終的には挫折してしまう可能性もあります。
ですので、次のセクションからは、下記の内容を解説していきます。
- 独学の方法
- テキストと過去問の選び方
- 独学が合わなかった場合の他の方法
衛生管理者試験の独学方法


衛生管理者試験の独学方法とは、具体的にはどういったことなのでしょうか?
下記に記載したのは、衛生管理者の学習方法のおすすめの進め方です。
- 過去問を中心に学習を進めていく
- 5科目のうち、労働生理から始める
- 過去問に記載がある出題傾向の一覧表に基づき、項目ごとに解いていく
- 書いて覚えるのは非効率
●過去問を中心
衛生管理者の学習方法の進め方としては、過去問を中心にした方が良いです。
なぜなら、テキストを隅々まで読んでから過去問を解く方法は、とても時間が掛かります。
過去問がわからなくても一度解いておいて、そのあとにテキストで詳細を確認する方が早いです。
●労働生理から始める
衛生管理者の科目は、第一種で5科目、第二種で3科目あります。
まずは、取り組みやすい一般的な人体の内容である労働生理から学習に入る方が、あまり抵抗なくスタートできます。
第一種衛生管理者の試験では、関係法令と労働衛生は「有害業務」が含まれますので、ボリュームがとても多くなりますので、労働生理から取り組むことをおすすめします。
●過去問の頻出一覧表で項目ごとに学習
衛生管理者の試験範囲はとても広いので、次々進むと、覚えたての項目はすぐに頭から抜けてしまいます。
確実に記憶に定着させるべきなので、すぐに違う項目には行かずに、過去問の頻出一覧表を参考にして、最低三回は同じ項目を復習してから次に進む方が良いです。
●書いて覚えることは非効率
衛生管理者の試験問題は、すべての設問で5肢択のマークシート方式です。
ひとつの設問のなかで、5つのうち最適な回答を導き出す試験なので、難しい漢字や長いカタカナを一言一句覚える必要はありません。
ですので、書いて覚えるという学習の方法ではなく、設問の中でどれが最適な答えなのかを導き出せるように学習を進めるべきです。
衛生管理者の独学は、どのテキストと過去問が良いのか


衛生管理者試験で独学するなら、辞書として活用するテキストと、過去の問題が掲載されている過去問を一冊づつ用意する必要があります。
では、どのようなテキストと過去問が良いのでしょうか?
テキストを購入する際には、下記の内容を確認してください。
●テキストの選ぶポイント
- テキスト全体のレイアウト、図形や表、イラストが多いもの
- 頻出度の高い重要用語がわかりやすく解説されているもの
- 単元ごとに過去問の例題や、ワンポイントアドバイスが記載しているもの
衛生管理者試験は第一種なら5科目、第二種なら3科目ありますので、勉強範囲が広く、以前覚えたことを忘れてしまうこともしばしばあります。
ですので、テキストによく出る箇所をマーカーで目立つようにしたり、補足事項を書き込んだり、自分だけのオリジナルテキストを完成させてください。
読み返してどこが大事なのか、覚えにくい箇所なのかをいつでもパッと確認できることは、非常に大切なことですのでぜひ取り組んでください。
次に過去問です。
どういった点を購入するポイントにすれば良いのかを下記で確認してください。
●過去問を選ぶポイント
- 過去の出題傾向と出題形式が掲載されているもの
- 問題と解答解説が分離できるもの
- 解答解説の説明がわかりやすいもの
- 最新版のもの
過去問を選ぶポイントの中で、特に重要なのは、解答解説の説明がわかりやすいこと。
問題を解いて答え合わせをするときに、解説を読んで理解できなければ意味がありません。
ですので、ご自身で過去問を手に取って解答解説を読んでみたり、ネットのサイトで情報収集したりして、自分が理解しやすい解答解説が添付されている過去問を選ぶようにしてください。
詳しい内容は、第1種衛生管理者を独学で一発合格!おすすめのテキストと過去問を紹介にも記載しています。
また、衛生管理者のテキストと過去問をランキング形式にした記事もあります。
いろんなテキストと過去問を比較して検討したい方は、衛生管理者はこれで決まり!?テキスト・過去問おすすめランキング!をご覧ください。
自分に合ったテキストと過去問に出会えるかもしれませんよ。
独学で費用を抑えてがんばりたい方へおすすめ


衛生管理者の独学が難しいなら、通信教育講座もあり?!


これまで、衛生管理者の学習方法について、独学のしかたを書いてきました。
しかし、衛生管理者の試験は第一種では5科目、第二種は3科目あります。
また、第一種衛生管理者の試験については、関係法令と労働衛生には「有害業務」という項目があり、第二種とは段違いに難しくなります。
そこで、下記の内容に当てはまる方は独学ではなく、通信教育講座を利用することをおすすめします。
- 自分では勉強時間を作るのは苦手
- 前回が不合格だったので、今度は受かりたい
- 試験科目が多すぎる
- 一発で受かりたい
- 有害業務ってなに??
- 一人では挫折してしまう・・・
独学ではどうしても科目の進め方や時間配分は、「我流」の勉強方法になりがちです。
自分で試行錯誤しながら進めることになるので、時間が掛かってしまいます。
衛生管理者の通信教育講座なら、スケジュール管理もしてくれて、最新の合格に直結した情報収集ができます。
独学ではどうしても進めることが難しいと感じている方は、通信教育講座もあります。
衛生管理者のおすすめ通信教育講座!一人では合格が不安という方は必見!という記事にも書いていますので、ご検討してもいいのではないでしょうか。
通信講座で効率的に合格を目指したい方におすすめ


【まとめ】衛生管理者は独学で合格できるのか


衛生管理者は独学で合格できるのか?という質問に対して、「独学で合格できますよ」と回答します。
しかし、正しく情報収集しなければ、いつまで経っても合格できません。
ですので、下記のポイントをこの記事では記載していますので、把握しておいてください。
- 正しい学習の進め方
- 最適なテキストと過去問の選び方
- 独学で学習を進められない場合の対処方法(通信教育講座)
独学で費用を抑えてがんばりたい方へおすすめ


通信講座で効率的に合格を目指したい方におすすめ


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