衛生管理者の労働生理【神経系】過去問の出題傾向を徹底分析!

中枢神経系?末梢神経系?

ニューロン?シナプス?…よくわからない…

 

このような質問にお答えしていきます。

 

 

今回の記事についての内容 労働生理「神経系」編
  1. 労働生理の神経系について、全体の構成をしっかり把握しておこう!
  2. 大脳にある、灰白質(大脳皮質)と白質(大脳髄質)の違いを解説
  3. 神経細胞のニューロンとその構造、情報の伝導と伝達に関わるシナプスについて
  4. 末梢神経系における体性神経系は、感覚神経と運動神経の2つからなる

 

こんにちは、かとひで です。

私は15年間、製造業で現場作業を通じて、安全・衛生面の向上に取り組んできました。

会社で経験を積み、仕事をしながら衛生管理者の試験を勉強し、一発合格することができました。

<span class="bold">かとひで</span>
かとひで
  • 1975年生まれ、高卒
  • 第1種衛生管理者を一発合格
  • 製造業で安全衛生に携わること15年
  • 現役の衛生管理者

衛生管理者の労働衛生の中で、「神経系」の問題が出題されます。

神経系の各項目については、こちらの内容で過去問を徹底解説していきます。

第1種衛生管理者に一発合格はこれで決まり!おすすめのテキストと過去問

目次

衛生管理者の過去問の出題傾向を徹底分析!労働生理「神経系」

労働生理「神経系」の最初のH2画像

過去出題傾向:

神経系は中枢神経系と末梢神経系に大別される。中枢神経系は脳・脊髄(せきずい)の働き、末梢神経系は体性神経系と自律神経系からなる。神経系の構成については押させておく必要がある。

神経細胞(ニューロン)とその構造、情報の伝導と伝達(シナプス)については、ニューロンとシナプスの説明文を入れ替える問題が出題されているので、混同しないように把握しておく必要がある。

<問題>

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)神経系は、中枢神経系と末梢(しょう)神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。

(2)大脳の内側の髄質は神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

(3)神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

(4)神経系は、機能的には、体性神経と自律神経に分類され、自律神経は更に交感神経と副交感神経に分類される。

(5)体性神経には、感覚器官からの情報を中枢神経に伝える感覚神経と、中枢神経からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。

労働生理【神経系】 
公表問題 令和元年下期  問3

解答:(2)

解説:

大脳の外側の皮質が神経細胞の細胞体が集合した灰白質です。

過去問:ほぼ毎回出題されています

労働生理の神経系について、全体の構成をしっかり把握しておこう!

労働生理の神経系について、全体の構成をしっかり把握しておこう!

上記の図で、神経系の構成を把握しておきましょう!

神経系の構成は、中枢神経末梢神経系に大別される

◎中枢神経系は、体の各部位と末梢神経でつながっている。

中枢神経系
  • 脳と脊髄(せきずい)からなる
  • 脳はさらに、大脳・小脳・脳幹に分類される
  • 大脳は、大脳皮質大脳髄質がある

◎末梢神経系には、脳から発する脳神経と脊髄から発する脊髄神経とがある。

末梢神経系
  • 体性神経系自律神経系に分かれる
  • 体性神経系は、感覚神経運動神経がある
  • 自律神経系は、交感神経副交感神経がある

大脳にある、灰白質(大脳皮質)と白質(大脳髄質)の違いを解説

神経系の中枢神経系では、脳と脊髄に分類され、脳においては、大脳・小脳・脳幹とさらに分類される。その中の大脳には、灰白質(大脳皮質)白質(大脳髄質)がある。

この灰白質(大脳皮質)白質(大脳髄質)の特性、場所、色の違いなどを理解しておきましょう!

  • 灰白質(かいはくしつ)  大脳皮質
  • 白質(はくしつ)  大脳髄質

◎大脳皮質は灰白質であり、以下の特徴があります。

大脳皮質
  • 神経細胞の細胞体が集まった灰白質である
  • 感覚や運動、思考などの作用を支配する中枢
  • 大脳の外側にある
  • 灰色に見える

◎大脳皮質と混同させる問題が出題されるので、区別できるようにしておきましょう。

大脳髄質
  • 大脳の各部を連絡する神経線維からなる白質である
  • 大脳の内側にある
  • 白色に見える

神経系において、神経細胞のニューロンとその構造、情報の伝導と伝達に関わるシナプスについて

神経系において、神経細胞はニューロンと呼ばれ、その構造は「1個の細胞体・複数の樹状突起・1本の軸索(神経線維)」からなる。

1つの神経細胞内で情報が伝わっていくことを伝導という。

別の神経細胞への情報は、樹状突起で受け取られ、軸索を伝わって運ばれることを伝達という。

伝達はシナプスを介して一方通行で行われる。

ニューロンとシナプスは、混同させる問題が出題されるので、区別できるようにしましょう!

  • ニューロン ➡ 神経細胞
  • シナプス  ➡ 情報を伝達する場所

◎ニューロン・・・核を持つ細胞体と樹状突起と軸索からなっている。

神経細胞(ニューロン)の構造
  • 1個の細胞体
  • 複数の樹状突起
  • 1本の軸索(神経線維)

◎シナプス・・・別の神経細胞へ伝達する場所の名称である。

情報の伝導と伝達(シナプス
  • 一つの神経細胞から別の神経細胞へ伝達
  • 神経興奮を伝達する場所

末梢神経系における体性神経系は、感覚神経と運動神経の2つからなる

末梢神経系の体性神経系は、感覚神経と運動神経とで成り立っていることを理解しましょう。

  • 感覚神経 ➡ 視覚・聴覚・感覚・触覚・味覚
  • 運動神経 ➡ 各部の筋肉

◎感覚神経は、皮膚などの五感で感じたことを脳・脊髄へ伝達する役割があります。

感覚神経
  • 皮膚などの感覚器から受け取る
  • 刺激(興奮)を中枢神経(脳・脊髄)に伝える働き

◎運動神経は、脳・脊髄からの命令を各部の筋肉へ伝達して体を適切に作用させます。

運動神経
  • 中枢神経(脳・脊髄)からの命令がある
  • 筋肉などの運動器官に伝える働き

【まとめ】衛生管理者の労働生理の「神経系」は、それほど難易度は高くない! 中学、高校生レベルで十分対応できる!

労働生理「神経系」まとめ
  1. 労働生理の神経系について、全体の構成をしっかり把握しておこう!
  2. 大脳にある、灰白質(大脳皮質)と白質(大脳髄質)の違いを解説
  3. 神経細胞のニューロンとその構造、情報の伝導と伝達に関わるシナプスについて
  4. 末梢神経系における体性神経系は、感覚神経と運動神経の2つからなる

労働衛生の神経系のむずかしさはそれほどでもないと思います。

中学生、高校生の学生時代に理科の授業で学んだ内容程度で十分対応できます。

ぜひ、神経系の分野が出題されたら必ず正答できるようにしてください。

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