衛生管理者【労働生理】『代謝全般』過去問の出題傾向を徹底分析!

衛生管理者科目の労働生理の代謝全般について 衛生管理者
  • ATPってなに?同化?異化?
  • 基礎代謝量ってなんのこと?
  • エネルギー代謝率の計算方法は?

 

このような質問にお答えしていきます。

 

本記事の内容
  • ATPとは?
  • 同化と異化
  • 基礎代謝量について
  • エネルギー代謝率

  

 

こんにちは。

この記事を書いている かとひで です。

私はこんなひと。

<span class="bold">かとひで</span>
かとひで
  • 1975年生まれ、高卒
  • 第1種衛生管理者を一発合格
  • 製造業で安全衛生に携わること15年
  • 現役の衛生管理者

私がどうやって第1種衛生管理者に一発合格できたのかを含めて、労働生理 『代謝全般』についてを本記事でしっかり解説していきますので、最後までじっくりと読んでみてください。

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衛生管理者【労働生理】『代謝全般』過去問の出題傾向を徹底分析!

過去出題傾向:

ヒトが活動するために必要不可欠なエネルギー代謝についての問題が出題されています。

同化作用と異化作用、その仲介役をになう、ATPの関係性を押さえておきましょう。

基礎代謝量、エネルギー代謝率とも出題が頻出されています。

<問題>

代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)代謝において、細胞に取り入れられた体脂肪やグリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されることを同化という。

(2)代謝において、体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋(たん)白質などの生体に必要な物質に合成されることを異化という。

(3)基礎代謝は、心臓の拍動、呼吸運動、体温保持などに必要な代謝で、基礎代謝量は、睡眠・横臥(おうが)・安静時の測定値で表される。

(4)エネルギー代謝率は、一定時間中に体内で消費された酸素と排出された二酸化炭素の容積比で表される。

(5)エネルギー代謝率の値は、体格、性別などの個人差による影響は少なく、同じ作業であれば、ほぼ同じ値となる。

労働生理【代謝全般】 
公表問題 令和2年上期 問37

※ 横臥(おうが):横(向き)に寝ること。

解答:(5)

解説:

「✖」(1)本文は「異化」についての記述である
「✖」(2)本文は「同化」についての記述である
「✖」(3)睡眠時の代謝量は異なり、睡眠時代謝量は基礎代謝量よりさらに下がる
「✖」(4)排出された二酸化炭素ではなく、基礎代謝に必要な酸素である
「○」 (5)記述通り

ATPとは?【労働生理】『代謝全般』

ATPとは?【労働生理】『代謝全般』

ヒトが体内でエネルギーを貯蔵したり、使用するときの仲介役となる物質です。

ヒトのあらゆる活動にとって必要不可欠な物質と言えるでしょう。

ATPとは?
  • アデノシン3リン酸というリン酸化合物の略
  • 筋肉を収縮させるエネルギー
  • 筋肉内にはわずかな量しかない
  • グリコーゲンを分解してできる
  • 分解反応は無酸素性運動
  • 乳酸が生成される(疲労物質)

同化とはなにか? 【労働生理】『代謝全般』

同化作用とも言い、エネルギーを吸収する反応のことを言います。

エネルギーを使って、蛋白質・脂質などの有機物質を合成して、体内に蓄えることです。

異化とはなにか? 【労働生理】『代謝全般』

異化作用とも言い、エネルギーを放出させる反応のことを言います。

細胞に取り入れられた体脂肪やグリコーゲン(脂質・蛋白質)などの有機物質を分解して、エネルギーを得ることです。

エネルギー代謝【労働生理】『代謝全般』

ヒトが食べ物や飲み物から栄養素を取り入れて、体内で活用する。そして、不要物を体外へ排出するまでの一連の過程を代謝といいます。

栄養素のうち、糖質・蛋白質・脂質はエネルギーを発生するものである。

ヒトの体内において、代謝をエネルギーの摂取と消費を中心にとらえた場合をエネルギー代謝といいます。

エネルギー代謝の表し方には3つあります。

エネルギー代謝
  • 基礎代謝量(きそたいしゃりょう)
  • 安静時代謝量(あんせいじたいしゃりょう)
  • 運動時代謝量(うんどうじたいしゃりょう)

基礎代謝量(きそたいしゃりょう)

基礎代謝量とは、まったく何もせず、横たわっている状態で消費されるエネルギー代謝量です。

注意点は、睡眠時の代謝量とは異なり、睡眠時代謝量は基礎代謝量よりさらに下がる。

一般成人男性➡1500kcal

一般成人女性➡1200kcal

同じ性別で、同じ年齢であれば、体の表面積にほぼ正比例している。

安静時代謝量(あんせいじたいしゃりょう)

安静時代謝量とは、ヒトが座った状態で消費される代謝量をいいます。

座る姿勢をキープするためのエネルギー量を基礎代謝量に加えたものをいう。

座る姿勢をキープする時の代謝量は、基礎代謝量の1.2倍になる。

運動時代謝量(うんどうじたいしゃりょう)

運動時代謝量とは、ヒトが身体活動のために必要なエネルギー量を安静時代謝量に加えたものです。

基礎代謝量のおおよそ、1,5倍になる。

エネルギー代謝率(RMR)【労働生理】『代謝全般』

エネルギー代謝率(RMR)【労働生理】『代謝全般』

身体活動に必要なエネルギー量が、基礎代謝量の何倍にあたるかを表した率です。

RMR=(「活動時の総消費エネルギー量」ー「安静時代謝量」)÷「基礎代謝量」

エネルギー代謝率は、性別・年齢・体格などの影響はほとんどない。

酸素消費量とRMR【労働生理】『代謝全般』

エネルギー代謝率(RMR)は、身体活動のために消費される酸素量が、基礎代謝時の酸素消費量の何倍にあたるかによっても表される。

RMR=(「活動時の総酸素消費量」ー「安静時の酸素消費量」)÷「基礎代謝時の酸素消費量」

衛生管理者【労働生理】『代謝全般』まとめ

衛生管理者【労働生理】『代謝全般』まとめ

ヒトのエネルギー代謝に関しての問題が出題されます。

代謝は、同化作用と異化作用とで成り立っている。

同化作用と異化作用
  • 同化➡体内に摂取された栄養素が、種々の化学反応によって、ATPに蓄えられたエネルギーを用いて、細胞を構成する蛋(たん)白質などの生体に必要な物質に合成されること
  • 異化➡細胞に取り入れられた体脂肪やグリコーゲンなどが分解されてエネルギーを発生し、ATPが合成されること

エネルギーを使って、蛋白質・脂質などの有機物質を合成して、体内に蓄えることです。

エネルギー代謝率の値は、体格、性別などの個人差による影響はほぼないことを覚えておきましょう。

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