衛生管理者の過去問の出題傾向を徹底分析!労働生理【筋肉】編

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  • 心筋って横紋筋だけど不随意筋?
  • 筋肉と神経ってどっちが疲労しやすいの?
  • 等尺性収縮と等張性収縮ってなに?
  • 筋肉の太さはどう決まるの?

 

 

このような疑問にお答えしていきます。

 

 

本記事の内容
  • 心筋は横紋筋であるが自分の意志では動かせない⁉
  • 筋肉と神経はどっちが疲労しやすいのか?
  • 筋肉の収縮様式、等尺性収縮と等張性収縮とは?
  • 筋肉の太さは筋線維の数と太さで決まる!

 

こんにちは。

この記事を書いている かとひで です。

私はこんなひと。

<span class="bold">かとひで</span>
かとひで
  • 1975年生まれ 高卒
  • 第1種衛生管理者を一発合格
  • 製造業で安全衛生に携わること15年
  • 現役の衛生管理者

 

私がどうやって第1種衛生管理者に一発合格できたのかを含めて、労働生理【筋肉】編についてを本記事でしっかり解説していきますので、最後までじっくりと読んでみてください。

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衛生管理者の過去問の出題傾向を徹底分析!労働生理【筋肉】編

過去出題傾向:

筋の種類や筋収縮、筋肉の疲労の原因などについて出題されています。

筋肉中のグリコーゲンを分解する際に、酸素が不足していると乳酸がたまり、筋肉が疲労する。

等尺性収縮と等張性収縮との違いなどを押さえておきましょう!

<問題>

筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。

(2)筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。

(3)荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。

(4)強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。

(5)筋肉自体が収縮して出す最大筋力は、筋肉の断面積1cm 当たりの平均値 でみると、性差がほとんどない。

労働生理【体温】 
公表問題 令和2年上期  問4

解答:(5)

解説:

「✖」(1)心筋は【横紋筋】であるが、意志で動かすことはできない
「✖」(2)筋肉と神経では筋肉の方が疲れやすい
「✖」(3)荷物を持ち上げたり、屈伸運動をするときは「等【張】性収縮」が生じている
「✖」(4)強い力を必要とする運動を続けていると【筋線維】が太くなり筋力が増強する
「○」(5)正しい

過去問:R2上、H30下、H29下

労働生理【筋肉】「心筋は横紋筋であるが、自分の意志では動かせない!?」

心筋とは、心臓の各部屋の壁をつくっている特殊な筋肉のことです。

心筋は横紋筋でありながら、不随意筋である。

 

◎横紋筋(おうもんきん)とは、心臓を動かす「心筋」と体を動かす「骨格筋」を指す。

横紋筋(おうもんきん)
  • しま模様の筋肉で、体の大部分を占め、骨格に広く分布
  • 自分の意志で動かすことができる筋肉の随意筋である
  • 骨格筋と心筋

 

◎平滑筋(へいかつきん)とは、消化管や気道などの内臓壁を指す。

平滑筋(へいかつきん)
  • 自分の意志で動かせることができない不随意筋
  • 内臓や血管などの壁になっている筋肉(内臓筋

 

☆心筋の特徴についてはよく出題されます。

心筋

注意! 心筋は横紋筋であるが、不随意筋である。

労働生理【筋肉】「筋肉と神経はどっちが疲労しやすいのか?」

労働生理【筋肉】「筋肉と神経はどっちが疲労しやすいのか?」

結論、筋肉の方が疲労しやすい。

疲労しやすい 筋肉  神経

なぜなら、筋肉を収縮させるときに必要なエネルギーは、筋肉に蓄えられたATPを使用する。

ATPの量はわずかであり、グリコーゲンを分解する際には、無酸素性運動となり乳酸という物質が生成される。

この乳酸は筋肉の収縮を阻害させる疲労物質であるため、披露しやすくなる。

ですので、筋肉は短時間で多量のエネルギーを使用するために神経よりも疲労しやすくなっている。

ATP
  • アデノシン3リン酸というリン酸化合物の略
  • 筋肉を収縮させるエネルギー
  • 筋肉内にはわずかな量しかない
  • グリコーゲンを分解してできる
  • 分解反応は無酸素性運動
  • 乳酸が生成される(疲労物質)

労働生理【筋肉】「筋肉の収縮様式、等尺性収縮と等張性収縮とは?」

労働生理【筋肉】「筋肉の収縮様式、等尺性収縮と等張性収縮とは?」

筋肉の収縮様式には、等尺性収縮(とうしゃくせい)と等張性収縮(とうちょうせい)がある。

等尺性収縮
  • 筋肉の長さは変わらない
  • 外力に抵抗して筋力の発生がある
  • 例)動かない壁を押し続けるetc

等張性収縮
  • 筋肉の長さは変わる
  • 例)荷物を持ち上げる(筋肉が短くなる)
  • 例)荷物をゆっくり下す(筋肉が長くなる)

労働生理【筋肉】「筋肉の太さは筋線維の数と太さで決まる!」

労働生理【筋肉】「筋肉の太さは筋線維の数と太さで決まる!」

筋肉が引き上げられる物体の重さは、筋肉の太さにより、筋線維(きんせんい)の数と太さで決まる。

筋肉の太さ

筋線維の数と太さで決まる

 

筋肉が太くなるメカニズムのことを活動性肥大という。

筋肉の活動性肥大
  1. 筋肉を使う運動をする
  2. 筋線維の一部が損傷する
  3. 時間経過で修復される
  4. 以前より太い筋線維になる

【まとめ】労働生理【筋肉】編

労働生理【筋肉】編 まとめ
  • 心筋は横紋筋であるが自分の意志では動かせない⁉
  • 筋肉と神経はどっちが疲労しやすいのか?
  • 筋肉の収縮様式、等尺性収縮と等張性収縮とは?
  • 筋肉の太さは筋線維の数と太さで決まる!

過去の出題傾向として、筋の種類や筋収縮、筋肉の疲労の原因などについて出題されています。

ヒトは日常の生活の中で、筋肉を動かして活動していますが、特に普段は筋肉について考えることはありません。

労働生理の筋肉の項目で出題されている内容を日常の中で試したり、考えたりすると身近なものになり、理解がしやすくなります。

いろいろ体を動かしたり、筋肉痛になったときのことを想定してみてください。

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