衛生管理者【労働衛生】有害業務以外『救急処置』出題傾向を徹底分析!

救急処置ってどんな項目があるの?

応急手当に関しての問題なの?

一次救命処置って手順も理解が必要なの?

 

このような疑問にお答えしていきます。

 

本記事の内容
  • やけど・熱傷
  • 骨折
  • 出血・止血
  • 食中毒
  • 一次救命処置

 

こんにちは。

この記事を書いている かとひで です。

私はこんなひと。

<span class="bold">かとひで</span>
かとひで
  • 1975年生まれ、高卒
  • 第1種衛生管理者を一発合格
  • 製造業で安全衛生に携わること15年
  • 現役の衛生管理者

私がどうやって第1種衛生管理者に一発合格できたのかを含めて、【労働衛生】有害業務以外『救急処置』についてを本記事でしっかり解説していきますので、最後までじっくりと読んでみてください。

目次

衛生管理者【労働衛生】有害業務以外『救急処置』出題傾向を徹底分析!

第1種衛生管理者試験での【労働衛生】有害業務以外『救急処置』において、下記の5項目は全て過去によく出ている問題です。

救急処置ではこの5項目をチェック
  • やけど・熱傷
  • 骨折
  • 出血・止血
  • 食中毒
  • 一次救命処置

もし、会社の現場作業時や外出先事故やケガが発生した場合には、救急手当などが必要になります。

衛生管理者として、会社で従事する際には必要な知識となりますし、知っていると知らないとでは行動が変わってきます。

衛生管理者試験の取得後に必須な知識でもあり、実務に直結した内容ですので、試験問題でも必ず出題されています。

過去の出題傾向一覧表 【労働衛生】有害業務以外『救急処置』

【労働衛生】有害業務以外『救急処置』の過去の出題傾向一覧表

 やけど・熱傷骨折出血・止血食中毒一時救命処置
R2上 
R1下 
R1上 
H30下
H30上
H29下
H29上
H28下
H28上
H27下
H27上
H26下

やけど・熱傷

過去出題傾向:

平成28年下期以降は出題されていないが、それまでは周期的に出題されている。

作業現場で使用する熱湯や、化学薬品、放射線などで起こりうることであるので、熱傷の深度、応急手当などの救急処置などに関する事項は確認しておきましょう。

<問題>

熱傷(ねっしょう)の救急処置などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)熱傷は、Ⅰ~Ⅲ度に分類され、水疱(ほう)ができる程度の熱傷は、Ⅱ度に分類される。

(2)水疱ができたときは、周囲に広がらないように水疱を破って清潔なガーゼや布で軽く覆う。

(3)熱傷面は、すぐに水をかけて十分冷やすことが応急手当のポイントであるが、熱傷の範囲が広い場合、全体を冷却し続けることは低体温となるおそれがあるので、注意が必要である。

(4)衣類を脱がすときは、熱傷面に付着している衣類は残して、その周囲の部分だけを切り取る。

(5)45℃程度の熱源への長時間接触による低温熱傷は、一見、軽症にみえても、熱傷深度は深く難治性の場合が多い。

〔労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)〕
公表問題 平成28年 下期 問34 

解答:(2)

解説:

深度Ⅱ度の水疱を破ると感染しやすくなるため、破らないように清潔なガーゼや布で軽く覆う。

過去問:平成28年上期・下期、平成26年下期

より具体的に解説:

骨折

過去出題傾向:

外力が加わり骨に変形や破壊が生じ、骨の組織の連続性が途絶えた状態を骨折という。

単純骨折と複雑骨折との違いを問う問題が良く出ている。

骨折時の応急手当の方法も押さえておきたい。

会社で実施する避難訓練では地震や火災時での負傷者への手当を訓練を重ねた応急救護班が、

出動し救急処置をして、安全な場所まで搬送する訓練をしている。

<問題>

骨折及びその救急処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)骨にひびが入った状態は、単純骨折である。

(2)複雑骨折とは、骨が多数の骨片に破砕された状態をいう。

(3)開放骨折では、感染を防ぐため、骨折部を皮膚の下に戻してから副子で固定する。

(4)不完全骨折では、変形や骨折端どうしが擦れ合う軋轢(あつれき)音が認められる。

(5)脊髄損傷が疑われる負傷者を搬送するときには、柔らかいマットの上に乗せるようにする。

〔労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)〕
公表問題 令和元年下期 問32 

解答:(1)

解説:

(2)骨の先端が皮膚から出ている骨折 のことを「複雑骨折」(開放骨折)という
(3)皮膚から骨が突出していても、むやみに触らないようにする
(4)不完全骨折は骨にひびの入った状態なので、軋轢音は認められない
(5)硬い板などの上に乗せるようにする

過去問:令和元年上下、平成30年上、29年上、27年上下

より具体的に解説:

出血・止血

過去出題傾向:

ほぼ毎回のように出題される項目である。

直接圧迫法、間接圧迫法、止血帯法などの止血処置の方法があるので、押さえておきたい。

<問題>

出血及び止血法並びにその救急処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1)体内の全血液量は、体重の約8%で、その約3分の1を短時間に失うと生命が危険な状態となる。

(2)止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般人が行う応急手当としては直接圧迫法が推奨されている。

(3)静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。

(4)止血帯を施した後、受傷者を医師に引き継ぐまでに1時間以上かかる場合には、止血帯を施してから1時間ごとに1~2分間、出血部から血液がにじんでくる程度まで結び目をゆるめる。

(5)傷口が泥で汚れているときは、手際良く水道水で洗い流す。

〔労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)〕
公表問題 令和元年下期 問3

解答:(4)

解説:

止血帯を施した後、医師に引き継ぐまでに時間がかかる場合は、

30 分ごとに止血帯を緩めて血流の再開を図る

過去問:令和元年上下、平成30年下、29年上下、28年上、27年上、26年下

より具体的に解説:

食中毒

過去出題傾向:

過去問からの出題傾向では毎回出題があるので、毎回出ると考えておきましょう。

細菌性食中毒は感染型と毒素型に分かれている。

感染型は、食物に付着した細菌そのものの感染が原因である。

毒素型は、細菌が増殖する際に産生する毒素が原因である。

<問題>

食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)毒素型食中毒は、食物に付着した細菌が増殖する際に産生した毒素によって起こる食中毒で、代表的なものとしてサルモネラ菌によるものがある。

(2)感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的なものとして黄色ブドウ球菌によるものがある。

(3)ボツリヌス菌は、缶詰、真空パック食品など、酸素のない食品中で増殖し、毒性の強い神経毒を産生する。

(4)カンピロバクターは、カビの産生する毒素で、腹痛や下痢を起こす。

(5)エンテロトキシンは、フグ毒の主成分で、手足のしびれや呼吸麻痺を起こす。

〔労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)〕
公表問題 令和元年下期 問3

解答:(3)

解説:

(1)毒素型食中毒の代表的なものは【ボツリヌス菌】である
(2)感染型食中毒の代表的なものは【サルモネラ菌】である
(4)カンピロバクターは、【感染型】の菌である
(5)フグ毒の主成分は【テトロドトキシン】である

過去問:平成26下~令和2年上(毎回出題)

より具体的に解説:

一次救命処置

過去出題傾向:

出題がない回もあるが、こちらもほぼ毎回出題されると考えておくべきでしょう。

出題内容は胸骨圧迫および人工呼吸による心肺蘇生(CPR)と、

自動体外式除細動器(AED)の使用手順が主である。

<問題>

一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)傷病者の肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか?」と呼びかけて、反応がない場合は、その場で大声で叫んで周囲の注意を喚起し、応援を呼ぶ。

(2)反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者は、回復体位をとらせて安静にして、経過を観察する。

(3)人工呼吸が可能な場合、心肺蘇生は、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返して行う。

(4)口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに約3秒かけて傷病者の胸の盛り上がりが確認できる程度まで吹き込む。

(5)胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで、1分間に100~120回のテンポで行う。

〔労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)〕
公表問題 令和元年下期 問3

解答:(4)

解説:吹き込みは【約1 秒かけて 2 回】行う

過去問:令和2年上、元年上下、平成30年上下、29年下、28年下、27年上、26年下

より具体的に解説:

※消防署での講習がある

救急処置ではこの5項目を確実に解答できるようにしておこう!

労働衛生【有害業務以外】の救急処置の5項目は必ず頻出しているので、確実に解答できるようにしっかりと何度も繰り返して習得しておきましょう。

救急処置ではこの5項目をチェック
  • やけど・熱傷
  • 骨折
  • 出血・止血
  • 食中毒
  • 一次救命処置

実際の工場などの作業場では、事故やケガは起きてしまいます。

その際にも、衛生管理者試験を勉強してこれらの救急処置を理解していたら、初期行動が迅速に行え、軽症で済む場合もあります。

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